安倍首相は緊急事態宣言を発令する意向を固めた
安倍首相は緊急事態宣言を発令する意向を固めた

安倍晋三首相は6日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、近く緊急事態宣言を出す意向を固めた。同日中に専門家ら16人で構成する「基本的対処方針等諮問委員会」を非公式に開き、具体的な準備に着手する。対象は東京都など首都圏や大阪府などを軸に検討する。

緊急事態宣言は改正新型インフルエンザ対策特別措置法に基づく。具体的な措置は都道府県知事が決める。鉄道や道路などを強制的に止めることはできない。外出禁止を強制するなど海外で実施されているような「ロックダウン(都市封鎖)」のような状態にはならない。